20代未婚女性に多い睡眠障害

 武田薬品が3月23日に開いた睡眠障害と不眠症に関する説明会での発表によると、6000人を対象とした睡眠に関する意識調査の結果、約7割の人が睡眠に問題を抱えていることが判ったそうです。

 近年提唱されている体内時計の乱れを背景とする「現代型不眠」が疑われる人が多く存在することも判り、その中で、「現代型不眠は20代の未婚女性に多い」と言う傾向がみられたそうです。

 現代型不眠は、精神生理性不眠と呼ばれる不安や緊張などを背景とする従来の不眠とは異なり、睡眠を誘発するメラトニンの分泌減少が主な原因とされています。
 現代型不眠は、夜型のライフスタイルや、夜間にテレビ、パソコン、携帯電話(スマートフォン)などの明るい光を受ける事等によって、眠りを促すホルモンである「メラトニン」の分泌量が減少し、体内時計が乱れることでもたらされます。「夜になったので眠くなる」と言う規則正しい睡眠と覚醒のリズムに障害が発生するわけです。また、メラトニンは加齢によって分泌量が減るため、高齢者ほどリスクが高いともいわれています。

 現代型不眠が20代の未婚女性に多い理由は不明ですが、7割が睡眠に問題を抱えていると言うのは、実は深刻な問題である気がします。生命に直結するわけではありませんが、睡眠に問題を抱えると目の疲れ、肩こり、だるさなどの体調不良のほか、放置すると生活習慣病の発症や悪化につながることが知られていますから。

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