死刑判決の割合、戦後混乱期並みに

 最高裁判所の司法研修所が23日にまとめた、裁判員制度導入前の死刑判決の傾向などを調査した初の研究報告によると、殺人事件の起訴に対する1審での死刑判決の割合は、この20年で4倍近くに上昇しているそうです。

 これは戦後の混乱期並みの数字で、厳罰化の傾向をはっきり示す結果になりました。一方、殺人や強盗殺人事件で死亡した被害者が1人の場合、死刑が求刑されても死刑確定は3割にとどまることなどが明らかになっています。

 凶悪な殺人事件が増えて、社会の厳罰化を求める声が強くなっている中、裁判所の判断が現実離れしているというか世間知らずと感じることが多くなってきたような気がします。そんな中で、一般の感覚を司法の場に取り入れようと始まった裁判員制度。死刑判決が増えるのは必然と言えるでしょう。しかし、その判決が高裁で覆ると、これは意味がない気がします。

 それ以上に、死刑の執行が滞っていては意味がありません。今死刑囚の数は100人以上。法務大臣にはしっかり職務を全うして欲しい物です。

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