ご神体に登った3人、書類送検

 和歌山県警新宮署は9日、軽犯罪法違反容疑で現行犯逮捕後に釈放した甲府市の登山家(32)ら男3人を、同法違反と礼拝所不敬の両容疑で和歌山地検新宮支部に書類送検しました。

 和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社で、ご神体として立ち入りが禁じられている世界遺産「那智の滝」に登山家らがロッククライミングをした事件です。

 那智の滝は、一段の滝としては落差日本1位で、華厳滝や袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられています。国の名勝に指定され、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部でもあります。
 那智滝図、一遍上人絵伝、熊野那智参詣曼荼羅など宗教美術においてたびたび描かれ、滝その物がご神体になっています。

 御神体であり世界遺産でもある滝に、登山用具打ち込んで登ったらしいです。その行為に礼拝所不敬罪(神祠、仏堂、墓所その他の礼拝所に対し、公然と不敬な行為をする罪)と言うあまり聞かない法律が適用されました。法律は勿論ですが、ご神体とか、そう言う物に敬意を払う精神を失ったら、登山家ではなくただの無法者です。

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