元気な乳児が急に心不全

 厚生労働省研究班の主任研究者を務める国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の白石公・小児循環器部長らの発表によると、元気な赤ちゃんが急に心不全を起こし、最悪の場合は死に至る病気が全国調査で見つかったそうです。

 左心室の「僧帽弁」を引っ張る糸状の組織が突然切れ、弁が閉じなくなって血液が逆流。全身に血液を送る左心機能が低下し、風邪のような症状が出てから2~3日で血液循環や呼吸の状態が悪化し、最悪の場合死亡するという恐ろしい病気だそうです。

 心臓の組織が突然破損する謎の症状で、原因は今の所判っておらず、生まれつきの物かもしれません。患者は生後4~6か月が8割を占め、春と夏に集中していると言う事です。原因は不明で、肺炎と誤診されやすいが、早期発見して弁形成などの手術を行えば救命できることも判っています。

 ここまで解明出来れば、これまで助けられなかった多くの命を救う事が出来るでしょう。と言うか、是非救って欲しい物です。

20代未婚女性に多い睡眠障害

 武田薬品が3月23日に開いた睡眠障害と不眠症に関する説明会での発表によると、6000人を対象とした睡眠に関する意識調査の結果、約7割の人が睡眠に問題を抱えていることが判ったそうです。

 近年提唱されている体内時計の乱れを背景とする「現代型不眠」が疑われる人が多く存在することも判り、その中で、「現代型不眠は20代の未婚女性に多い」と言う傾向がみられたそうです。

 現代型不眠は、精神生理性不眠と呼ばれる不安や緊張などを背景とする従来の不眠とは異なり、睡眠を誘発するメラトニンの分泌減少が主な原因とされています。
 現代型不眠は、夜型のライフスタイルや、夜間にテレビ、パソコン、携帯電話(スマートフォン)などの明るい光を受ける事等によって、眠りを促すホルモンである「メラトニン」の分泌量が減少し、体内時計が乱れることでもたらされます。「夜になったので眠くなる」と言う規則正しい睡眠と覚醒のリズムに障害が発生するわけです。また、メラトニンは加齢によって分泌量が減るため、高齢者ほどリスクが高いともいわれています。

 現代型不眠が20代の未婚女性に多い理由は不明ですが、7割が睡眠に問題を抱えていると言うのは、実は深刻な問題である気がします。生命に直結するわけではありませんが、睡眠に問題を抱えると目の疲れ、肩こり、だるさなどの体調不良のほか、放置すると生活習慣病の発症や悪化につながることが知られていますから。

東日本大震災追悼式に1200人出席

 政府主催の東日本大震災追悼式が11日、 天皇、皇后両陛下をはじめ、約1200人が出席して東京都千代田区の国立劇場で開かれました。

 両陛下の他、野田佳彦首相(54)ら三権の長、岩手、宮城、福島3県の遺族らが犠牲者に鎮魂の祈りをささげました。

 あれから1年たってしまったんですね。この1年は、本当にあっという間に過ぎてしまったような気がします。1年前のあの日、仕事中に激しい揺れを感じて職場も騒然となりました。とにかくテレビを付けて、そしてネットで情報を集め、次第に事態の深刻さに気づいて仕事どころではありませんでした。と言って公共交通機関も停止していたため帰宅もままならず、結局その日は会社に泊まったのです。翌日以降も入ってくるニュースは、どれも想像を超える被害の実態でした。

 そして、1年たっても被災地には100年分の瓦礫が積み上がり、海岸付近には津波の危険から家屋の再建が許可されず、復興には程遠い状態です。津波にのまれた町が再び元に戻るのはいつになることか。