日本マクドナルド株の売却を検討

 アメリカのマクドナルドが、約50%を握る日本マクドナルドホールディングス株の最大約33%分を売却を検討し、大手商社や複数の投資ファンドに打診したそうです。

 日本マクドナルドは2014年、チキンナゲット等を輸入していた中国の上海福喜食品が使用期限切れの鶏肉を混入し、さらに素手で肉を扱ったり、床に落ちた肉を機械に入れて、そのまま製造して出荷していたことが判明。その後も製品に異物が混入する事例が続出して客離れが進み、売り上げは低迷し続けて回復の兆しが見えません。

 既存店売上高は今年7月まで18か月連続で前年割れで、2015年12月期連結決算の税引き後利益は380億円の赤字となる見通しで、税引き後赤字は2期連続となります。

 いっこうに回復に兆しが見えない日本マクドナルドに、ついにアメリカ本社も匙を投げたようです。日本マクドナルド不採算店舗を閉鎖、収益の改善を急いでいますが、閉店した場所に他のハンバーガーチェーンが出店するなど、低下したブランド力の回復は簡単ではありません。