烏合の衆でないカラス

 慶応大学の研究チームが、ハシブトガラス(嘴太烏)が仲間の鳴き声と姿を結びつけて相手を認識していることを実験で明らかにしました。

 こうした認識法が鳥類で確かめられたのは初めてで、研究チームはイギリス王立協会紀要(電子版)に発表しています。

 ハシブトガラスはユーラシア大陸東部に分布しており、日本では留鳥として、小笠原諸島を除く広い地域に分布。日本で”カラス”と言えば、通常このハシブトガラスかハシボソガラスを指すのが一般的です。非常に知能が高く罠や案山子を見抜き、さらに記憶力も優れているため、銃で狙われた経験を持つ個体は銃を構える仕草をしただけで逃げ出すと言います。

 カラスの群れは数は多くても、バラバラに行動して統制がとれていないため、秩序や統制が何がなく役に立たない集団を指して”烏合の衆”と呼びますが、カラスが実際には仲間をそれぞれ別な個体として認識出来ている、と言うことが判明したことになります。

 カラスが頭の良い動物(鳥)であることは、知らない日本人はいないと思いますが、どうやら予想以上のようです。

食べログでやらせ発覚

 飲食店のインターネット人気ランキングサイト「食べログ」で、飲食店に好意的な口コミ投稿をし、ランキングを上げる見返りに金銭を受け取るという、いわゆる「やらせ」を行っている業者が活動していることが判明しました。

 食べログを運営している価格比較サイト「カカクコム」によると、現在食べログへの「やらせ投稿」を持ちかけている39業者を特定しているそうです。

 マスコミの記事とは違い、口コミというのは利用者の生の意見と言うことで信用されやすい傾向があります。最近は様々なサイトで、飲食店だけでなく電化製品やゲーム、サービスについての口コミを掲載するのが普通です。それをビジネスとして使おうとする、業者が現れても不思議ではありません。

 やらせ業者は飲食店に営業をかけ、「1件10万円程度で飲食店に好意的な口コミを投稿してランキングを上げる」などと勧誘しているという事です。以前から噂はありましたが、やはりあったのですね。口コミサイトとしては、ちょっと致命的な事件です。

ニンテンドー3DS、国内販売数が400万台

 エンターブレインの27日発表によると、国内におけるニンテンドー3DSの累計販売台数が413万5739台に達し、400万の大台を突破したそうです。

 初代ニンテンドーDSは、約1年で500万台を販売していますので、それに継ぐ販売ペースです。

 メガネを使わなくても立体視が出来ることを売りに、大々的に売り出された3DSでしたが、本体価格が高かったこと、大作ソフトがなかった事もあってニンテンドーDSからの乗り換えが進まず。また、発売直後に発生した東日本大震災による自粛ムードもあって出だしで大苦戦。任天堂はついに「値下げ後の価格だと本体だけでは赤字になるが、ハードの未来を考えると今手を打つしかない」として、1万円の値引きまでして15000円に改定。本体価格がコストを下回る、旧機種のニンテンドーDSと同じ値段にしてまでてこ入れを図った3DSでしたが、「スーパーマリオ3Dランド」、「マリオカート7」が売上本数100万本を突破するなど、ここへ来てやっとソフトも出揃い、台数を伸ばしてきたようです。

 大幅値引きした時には、任天堂がここまで追い込まれるとは、と驚いたものです。